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STREET CORNER

by janometei
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友人達のメロディー
DON’T YOU EVER LEARN?
質問です。

もしもあなたがヘッドハンターから、
「あなたが今やっている業務内容と同じで、勤務時間・休日・勤務地等の条件も同じ。そして給料は2倍払いますので、今努めている会社を辞めて転職しませんか?」
と言われたら どうします?

転職しませんか? 結果的に転職しなくても、かなりそっちの方向で考えませんか?
僕ならそうします。普通、みなさん 誰しも そうだと思います。それが当たり前だと思います。

ところが、この話しを、方向を変えて質問するとどうでしょうか。

「あなたが今やっている業務内容と同じで、勤務時間・休日・勤務地等の条件も同じ。だけど給料は半分でイイという人がいるので、その人を採用するため、退職してくれませんか?」

ちょっと ヒドイ話しに聞こえますよね?
でも、実は両方とも同じことなんです。特に自由競争とか実力主義とか言われる昨今の世の中では、至極ふつうの、自然な、あたり前の話しなのです。

コンサドーレの契約更改にまつわること。
ここまでで、もう 僕が何を言いたいかは伝わるでしょうから、多くは語りません。
ただ、新聞を読んでいて、カチンと来たことがあったものですから、そのことだけは書きたいと思います。

12月13日付の某新聞記事。(一部抜粋)
タイトル:
非情な?コンサ/「育成主義」どこに/戦力外通告に疑問
内容:
「クビを言われたときは『絶対に(サッカーを)やめてやろう、ばかばかしくてやってらんねえ』と思った」。(中略)戦力外通告を受けたある選手が吐き捨てるように言った。
来期J1を狙える戦力を整えるためとはいえ、「育成主義」はどこにいってしまったのだろう。札幌が決断した非情とも思える今回の「リストラ」には釈然としないものが残った。

まず、クビを言われた選手本人が「ふざけるな!」と思うのは当然です。「俺はクビになって当然」と思いながらプレーをされたんでは応援しているこっちがタマリマセン。オッケーです。
次に、家族やサポーターが「何で?どーゆーワケ?納得できない!」と思うのも、それは仕方ないでしょう。感情が入ってますから。これもオッケーです。
でもですね、新聞記事にすること、これはイカンでしょう。記事にしちゃあ。スポーツ紙じゃあるまいし。

記事を書いた記者は、確かまだ若い男性です。彼がいつも書く文章からは コンサに対する好意的な感情も読み取れます。そして なにぶん“若輩者”であるがゆえ、「リストラ」のことを冷静に思考する回路が無いのも まあ仕方ないでしょう。
だけど、それをそのまま載せてしまう編集組織というのは、かなり問題ですよ。意図的なものならば、その意図とは “悪意”。意図的なものでないならば、ただのアマチュアの集まり。いずれにせよ、問題です。

HFCが行なった 選手の契約更改は「非情」ではありません。「普通のこと」です。
「育成主義」はどこへも行っていません。変わらず存在します。ブレていません。
どうしてその程度のことが分からないのでしょうか? 「分かっちゃいるけど、感情的に分かりたくないナイのよ」という 僕のようなサポーターと同じレベルでいてもらっては困るのですよ。新聞記者や新聞社そのものが。

コンサドーレもともかく、新聞社の「若手育成」も どーにかしなきゃイカンですよ。
あと「組織改革」も。
ね、児玉社長。
by janometei | 2005-12-16 00:08 | 駄馬駄馬ソース(コンサネタ)