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嬉しいこと
2005年 12月 12日
類は友を呼ぶ。
これは、直接的に関わり合う人だけを相手に言う言葉ではナイと思います。TVやラジオ・書籍などのメディアを通じて、誰かに共感を覚えることも それに当てはまることではないでしょうか? 12/9の深夜にスカパーでやっていたW杯ドローの特番。録画していたものを今日観ていました。そして『熱血掲示板』でA2さんが「豪華すぎ」と言っていた解説陣の中にも、僕の “ルイ友” がいました。モチロン片思いですけど。 出演していたのは、遠藤雅大・川勝良一・羽中田昌・鈴木良平・桑原隆・永井洋一・高木琢也・後藤健生・富樫洋一・水沼貴史(敬称略。以下も)。 片思いの相手は 後藤健生です。豊富な知識と豊富な経験をベースに、超現実的で超論理的で、それでいて理想を追い求める面があって、フリーで修羅場をくぐって来たことを感じさせるアナーキーさも持ち合わせています。そして何より魅力なのは、サッカーに対する愛情が 体から溢れ出ているところですね。僕がこの後藤健生が好きなのは、そういう風に感じられる 人としての資質もさることながら、言っていることに とにかく共感を覚えるのです。 先の番組でもそれが出ていました。 一番ハッキリ出ていて、嬉しかったのが、「日本代表メンバーを選んでくれ」というコーナーで選出したメンバー。 氏は4バックの前にワンボランチとして今野を選んでいました。そしてコメントが、 「今野はリベロ的に(4バックの真ん中の前をカバーする)ね。とにかくこいつは強いですよ」と。 いやあ、嬉しかったですねえ。自分が常々好きだと思っている人が、自分と同じ思いを持っているというのが分かると。ついでに、キーパーに土肥を選んだのも 僕はおんなじ。 他に今野を選んだ人は、富樫洋一と鈴木良平。富樫洋一は「今野は一人でも頑張れる。何か(クスリでも)やってんじゃないか?と思えるくらいスゴイ(^^)」なんて言ってましたね。 僕は ず~っと、W杯で世界と戦うには 一対一で守備が強くて ボールを奪う能力に長けていて 90分走り続けられて 気持ちの強い選手が必要で(←まあ、そんなのは誰が考えてもそうでしょうが)、それには今野が誰よりもピッタリだと思っています。何なら中田英を外してでも今野を入れるべきだとさえ。特に一次リーグでは。贔屓目を抜きにして。 それをズバリと言ってくれました。 こういうのって ホントに嬉しいんですよねえ。身近な仲間うちでもそうです。違う意見をぶつけ合うのも凄く楽しいのですが、意見が合った時もこれまた嬉しい! 世間では評論家に対して快く思わない傾向がありますね。企業人がよく使う「評論家みたいなことを言うな」というのは、評論家に対する侮蔑の意識が込められているケースが多いように感じます。実際にその世界を経験していない人間に ものを語る資格など無い という雰囲気が。 音楽をやったことが無い人間に音楽を語る資格は無い。サッカーをやったことが無い人間にサッカーを語る資格が無い。よしんば語れたとしても、経験者のそれには 価値は遠く及ばない。みたいな。 確かにそういう部分もあるでしょう。選手のメンタリティーなんて、やったことが無きゃ わからないでしょうし。 だけど、そうではない部分もたくさんあるはずです。ましてや「評論とは芸術である」「評論とは大衆の代弁である」「評論とは次の生産的行為に繋げるものである」という認識に立ったときには、その考え方は自ずと変わるはずです。 (何もこれはサッカー未経験者である僕を正当化するワケではありません) 後藤健生は “元サッカー選手” ではなく、ただの “サッカー馬鹿” だと聞いています。もしかしたら 僕が氏に共感を抱くのはそこら辺が影響しているのかもしれませんね。それは「元サッカー選手ではない者同士の連帯感」というものではなく、「元サッカー選手ではない者の発想」に対して無意識のうちに共感を覚えているという意味で。 “ルイ友” とは、同じ趣味思考・主義主張なんかを持った人間同士が集まることではなく、「気が付いたら 同じフィーリングの人間同士が残った」ということなのでしょう。 思い当たる実例がありますね。ここ2年くらいの間にも。強烈な例が。 さて、先のスカパーの番組内での話し。 ちなみに解説陣(水沼は無回答)が選んだ選手で、全員一致の9票を獲得したのは俊介と中澤の二名。8票は 中田英・加地・川口の三名。以下 6票:宮本、5票:小野・稲本、4票:久保・福西、3票:今野・田中誠・高原・三都主。 久保は、コンディションが戻れば限りなく満票に近づくような雰囲気でした。モチロン僕も同感。 この辺が、やっぱり 今の日本代表の問題を映し出しているんでしょうね。
by janometei
| 2005-12-12 22:23
| 猥鈍駄馬考
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