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STREET CORNER

by janometei
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友人達のメロディー
赤いシャツ
今が異国か これまでが異国か。

僕が現在通っている専門学校でのヒトコマ。
授業中は、下は白のジャージ・上は白衣 を着けているのですが、もちろん通学時は普段着です。先日、いつものようにジーンズを穿き、上は 寒くなって来たのでネル素材のウエスタンシャツを着て学校に行きました。
学校に着き、白衣に着替える前に それを見たある男子学生が、

「あれ? ルンバさん、派手ですねえ。赤いシャツ着て (´∀`)」




・・・・。
派手? シャツが赤いと派手なのか? そうなのか?



確かに田舎にいる僕の母親ならば、そう言うかもしれません。今年67歳になった登別の母親ならば。・・・いや、やっぱり言わないなあ。
「シャツをズボンの中に入れなさい」とか「随分色が落ちてボロボロになったジーパン穿いてるねえ」とか、そんなことだって やっぱり言わないなあ。
それを、22歳の若者が、「赤いシャツは派手」と言うの?確かに彼は高校を出て3年間自衛隊にいたそうで、あまり世間に触れていないのも分かります。だけど、そうじゃないでしょうに。

実は前にも似たような会話がありました。
僕が古着風の厚手のTシャツを着ていた時です。それは 首周りや袖なんかをワザとボロボロに加工してあって、肩や脇の縫い目も ワザと表側に見えるようにしてあるものです。
それを見て彼は

「あれえ? もしかしてルンバさん、Tシャツ、ウラオモテじゃないです? ( ´,_ゝ`)プッ 」




・・・・。
いや、違うから。



ばーちゃんでも言わないようなことを平気で真顔で言ってしまう彼。もちろん悪気も無ければ、冗談でも 他意がある訳でもないようです。素直過ぎるくらい素直な彼ですから。
その素直さと純朴さ故に、ファッション(というほどのものでもナイのですが)に関しては 全くの無知で、感覚もズレているのかもしれません。つまり、彼固有のセンスであるのだと 僕は理解しました。

一日の授業が終わり、帰る準備をしていました。
朝はいなかった女子学生(21歳・看護学校卒、元自衛隊員ではナイ)が、白衣を脱いで着替えた僕を見て。

「どうしたの? 赤いシャツなんか着て。派手だねえ」




・・・・。
お前もかよ。


もはや僕の頭は理解不能になりました。
普段よっぽど地味な格好をしている人間が、突然チャレンジしたファッションっていうワケではありません。いつも通りの 普通のアメカジ主体の格好です。
それを 20代前半の若者に「派手」と言われるとはねえ。
そこの世代の感覚が もはや違うモノになってしまっているのか、彼と彼女特有のものなのか、単に「38歳のルンバには似合わない格好」ということなのか。
言い換えると、世代間格差なのか 個体間格差なのか 僕が悪いのか。
もしも世代間格差だとしたら、これは驚くべきことです。もはや僕は関係ありませんが、今までいた業界の常識を覆すような話しです。

でも やっぱりあの二人だけの話しだと思いますけどねえ。
まあ、どーでもいい話しなんですけど。

参考までに そのシャツの写真を添付します。
「赤いシャツ」とは、コンサのレプリカではありませんヨ。念のため。
赤いシャツ_d0018664_220532.jpg

by janometei | 2005-12-06 22:00 | 猥鈍駄馬考