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友人達のメロディー
サブ
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 北島三郎の事ではナイ。「下」とか「次」とか「副」とかに相当する接頭語だ。「潜水艦(submarine)」や「控え選手(subsutitute)」の事だったりもする。僕はこの「サブ」というのが大好きだ。くどいようだがサブちゃんの事ではないし、ゲイの雑誌のことでもない。

 アマノジャクな性格が大きく起因しているのだろう。子供の頃からいつも人の反対をしたがるクセがあった。ミーよりケー、ランorスーよりミキ、キカイダーよりハカイダー。みんなが邦楽を聴いていれば洋楽に寄り、野球だったらパリーグで、しかもロッテ。地元で剣道が盛かんになれば柔道を始め、MANZAIブームの時にあえて落語に入り込む。水戸黄門よりも仕事人。プロレスも “新日か?全日か?” という時に 素早くUWFへ。与党より野党。サザンよりもナイアガラ。 ・・・まだまだ枚挙に暇がない。

 だけど、音楽もマンガもアニメもプロレスもサッカーも、好きなものは全部「サブ」な存在で一貫している。「サブ」という言葉を「反」とか「裏」とかに置き換えてもいい。
 最も好きな「サブ」は、「サブカルチャー」である。辞書を引くと-
下位文化。社会の正統的・伝統的な文化に対し、ある特定の集団
だけが持つ文化的価値や行動様式。大衆文化、若者文化など。
                        (小学館『言泉』昭和61年版より)

と書いてあるけど、「裏文化」と言うのが自分の中では一番しっくりくる日本語かな?

 「一番」よりも「一番になろうとしている人」。「強い人」よりも「強くなろうとしている人」。「今は日陰にいるけど、一発当てようとしている人」。「実力はあるのに、運と欲がない人」。「メジャーは面倒なので、マイナーでいいという人」等々、どうしても そんなトコにひかれてしまう。

 更に 「積極的な二番」もいる。一番という存在は、結果としての二番(以下)がいる事によって相対的な立場としてそこにいる というのではなく、二番が何らかの重要な役割を果たしていて、それに支えられる形で一番がいられる というケースだ。案外 世の中には多いかもしれないな、これ。

 この「積極的な二番」。パーソナリティーを考えると、自分自身のスタンスや役割・ポジショニングは、食っていくためにはここがハマリドコロかもしれないなあなんて ここ2年くらい思っちゃったりしている。「一番」には やっぱり “華(ハナ)”が無くっちゃあ! 何よりも、「一番になれ」と言われると、アマノジャクとしてはやる気が失せちゃうんだよなあ。

 そろそろ 生き方の再確認をしなければいけない時期でもある。
 「サブ」な人生。いいではないか。相当なパワーが必要なのは覚悟の上で。
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# by janometei | 2003-10-13 23:32 | 猥鈍駄馬考
顧客の声に耳を傾ける
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 仕事柄「消費者のニーズ」というものについてよく考えることがある。それを的確に捉える事もしくは作り出す事ができるかどうかで、その後の仕事が上手く行くかどうかが決まるのだが、口で言うほど簡単な事ではない。そりゃそうだ、そんなに簡単にできたら あっちこっちに大きな蔵が建ち放題だろう。(いわゆる“ウォンツ”はここでは “ニーズ” に含める事にする。本来は別ものだけど、話がややこしくなるので)

 ニーズを掴む事は、他人の気持ちを掴む事なのでとっても難しい。何せターゲットとする相手が自分の欲求に無自覚なケースなんかもよくあるくらいだ。むしろその方が多いかもしれないナ。そうなると こちら側から相手の気持ちを予測したサンプルを幾つか並べてそこから拾い上げる作業になるのだが、これがまた手間と時間と費用がかかり、それでいて成果がなかなか上がらなかったりもする。当人が自覚しているケースでは 「インタビュー」や「アンケート」が手っ取り早いのだが、これはこれで、回収されるのは“そーゆーのに回答する人の回答” なので、実は偏った意見ばかりだったりして 結果を読み違えるケースが多々あり、やっぱり難しい。

 そもそも調査の前には、する側の思惑や現実的な都合もあったりして恣意的なものになりがちだ。よしんば調査そのものが主観的に行なわれたとしても、その結果を分析したり そこから結論を導き出す際に 客観的になる事は至難の技である。これ実体験に基づいてマス。

 過去と未来・想像と現実・相手の都合と自分の都合・夢とお金・主観と客観 ...。「ニーズを掴む」という事は、なかなか相容れないものの間に立って「折り合いを付ける」事なのかもしれない。その折り目は 提供側から見てほんの少しだけ 真ん中より向こう側にあり、“最大公約数”を生み出さなければならない。

 この困難極まりない作業にも、比較的簡単に進められるタイミングがある。こちら側の事業がことごとく失敗して切羽詰った時だ。言ってみれば自分達の事を消費者に全否定されたようなモンなので、嫌でも客観的にならざるを得ない。もひとつ言うと、両者の関係が密であればあるほど、“こっち”の状況に比例して“あっち”も切羽詰っているのが実のところなので、普段は物を言わない人や わがままばかり言っている人が、信じられないくらい素直に協力的になってくれたりもするはずだ。内心 飢えているからね。その人達の言葉に素直に耳を傾けられさえすれば きっといいアイデアが出てくるに違いない。苦境から這い上がる人は、必ずどこかでこの作業をしているんだよなあ。

 今がチャンスなんだぞ、HFC!
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# by janometei | 2003-09-25 23:38 | 猥鈍駄馬考
精神病
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 時として死に至る事もある「心の病い」。種類は様々だろうが、その症状はある日突然表面化し、しかも一度発症するとなかなか治らない。以前友人が鬱病になった事がある。長い時間を掛けて医者に通い、薬と家族の愛情で今は何とか立ち直ったようだが、「普段は今まで通りで、至って普通」なのに、ふとした瞬間に「普通ではなくなる」事が非常に不思議で、戸惑いながらも “やっかい”だと感じた。(←病気に対してね。当人に対してではナイ)
 病気の原因は正確にはわからないが、色んな話を総合すると「当人のマジメな性格」「責任感」「プレッシャー」「寂しさ」「不安感」等のようだった。

 その友人と似たような “症例”を 去年から目の当たりにしている。例の蹴球倶楽部の選手達だ。去年は張監督体制になってから徐々に回復の兆しを見せ、シーズン終了時には ほぼ完治したかと思われた。年度が変わり、スタッフも入れ替わり、新しい環境下でさあどうかと思っていたら、またもや再発してしまった。一時期は三連勝もあったりで 症状も影を潜めていたのだが、やっぱりダメだった。

  「決断できない」「前を向けない」「他人任せになる」「自己責任でリスクを冒せない」「楽しくプレーできない」「冷静になれない」「練習した事を忘れる」...etc.
 それが現れるプレーは「横パス・バックパスばかり」「パスの受け手は動かず、出し手は足元ばかり」「みんなして球に群がる」「近くばかり見る」「ゴール前にボールを入れようとしない」「フリーズして相手をフリーにする」「走らない」...etc.

 よく言われる事だが、コンサドーレの選手はみんなマジメだそうだ。ちょっと大人しいところもあるという。“内にこもる”という言い方も当てはまるのかな?そんな彼等が一所懸命やっているのに、結果が伴なわない。ケガも多くベストの状態で戦えない。誰も悪くはないのに、みんなが悪者になる。運も敵に味方しがちになり、優しかったサポーターも、いつになく厳しい。・・・・・どんどん悪いスパイラルに入っていく・・・・・そこに責任感と罪悪感が加わる。

 大人しいのが選手達の持って生まれた性格ならば、ある程度は仕方無い。明るくにぎやかな選手を入れればいい。マジメで一所懸命な事が 悪い事である訳がない。刺激物や安定剤の投与、周囲の愛情、時間の経過等で “病気”は いつか必ず治るはずだ。特効薬は無くても、時間を掛けて正しい治療を行なえば、絶対に治る!

 ただ、もし病気の原因が “環境問題”と密接しているのならば、その根は、深い。
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# by janometei | 2003-08-02 23:41 | 猥鈍駄馬考
安芸乃島
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 昭和42年3月16日生まれ。僕と同い年・同じ学年である。だから余計になのであろう、僕が「未来は僕らの手の中」とギラギラした気持ちでいる時に出て来た彼の姿は、格段に光って、しかも感情移入しやすい対象であった。若々しく、肩や首周りの筋肉が隆々として、朴訥としながらも信念を感じさせて、そして強かった。

 ただ強かったのではない。その当時の大相撲的時代背景の中においてその強さを発揮したところに、彼に対する最大の魅力を感じていた。

 新入幕は昭和63年三月場所。九重部屋=千代の富士全盛の時代である。前後5年間(昭和61年~平成2年)は、全30場所中なんと24回が九重部屋の優勝である。そして同時にその時代は、確証はないけれども、いわゆる「注射」全盛期とも言われていた。そんな中、新興である藤島部屋の一(いち)若手力士が、ガチンコで注射力士(と言われていた)に敢然と立ち向かい、そして打ち負かしていたのである。上位に勝った後に 下位にポロっと負けてしまうその姿は、勧善懲悪を体現するヒーローでありながら普段は“昼行灯”を演じる中村主水ともダブり、妙な魅力があった。

 相撲は興行ビジネスである。従って日本相撲協会はお客さんを呼ばなくてはいけない。「注射」の有無や可否はともかく、千代の富士が君臨していた理由の一つがそこにある。しかし その点から考えても安芸乃島の功績は実はとてつもなく大きい。

 彼が幕内入りを果たしたその同じ場所で初土俵を踏んだ力士がいる。部屋の後輩貴花田=後の大横綱貴乃花である。貴花田は平成2年五月場所が新入幕。翌年七月場所で新三役(小結)。平成4年の初場所で初優勝。そしてその活躍に呼応されるように世は平成の相撲ブームへと流れて行く。

 あれだけの派閥があって既得権益があるような業界で、何故貴花田のような若年のガチンコ力士が突き進めたのか?その陰には、貴花田本人が意識しているかどうかに関わらず、やはり先輩安芸乃島の存在が大きくあった事が想像できる。
 ラッシュ時において、もし一人でも全体の流れに逆らって進む人間がいれば、その後に続く事は比較的容易い。部屋での生活態度・稽古への取り組み(あの耳!)・本場所での戦い方、すべて後輩にとっては“進むべき道” であったに違いない。

 言い換えると安芸乃島は貴花田が成長して活躍するまでの“ベース作り”をしていたのだ。つまりは“相撲ブームのベース作り”を。きっと本人も自覚していたはずだ。だからこそ貴乃花の引退が決まった時に僕は「ああ、これで安芸乃島も引退だな」と思ったんである。自分が育てた“時代”を「見届けた」という気持ちになった と想像したのである。結果的に一場所伸びたけど、やはり気力も限界だったのだろう。

 引退発表の記者会見で、思い出の一番に「大乃国からの初金星」を挙げたあたりがやはり安芸乃島らしい。このことだけで、彼の生き方が見えて来る気がする。
 もう こんな力士には 二度とお目に掛かれないかもしれないなあ。
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# by janometei | 2003-07-18 23:44 | 猥鈍駄馬考
環境問題
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 人間は環境によって大きく変わる生き物である。とは誰かが言っていたような事だが、それはやっぱり 結構その通りだったりするよなあと思う事が多い。「厳しい環境下では強くなり、生ぬるい環境下では弱くなる」というのが “一般的”もしくは “期待されがちな一般的美談”という事なのかな。だけど人は色々で、厳しい環境に耐えられずに壊れる人間がいたり、生ぬるい環境のおかげでおおらかに育って大成する人間がいたりもするだろう。それも その人の年齢や背負っている時代や社会的責任や何かでも大きく左右されるだろうし。

 でもね、やっぱり “ダメ” になるケースというのは かなりの確率で「生ぬるい」「甘えた」環境下で発生すると思いますね。そしてそれは年齢が低くなればなる程確率は上がるのでしょう。売れっ子の子役がそのまま売れ続けて尚且つ立派な人格者になったなんて、聞いた事がナイ。チー坊だってあんなんだし。もし結果として“立派な大人”になったとしても、そこに辿り着くまでには何らかの苦労があったハズ。「若い時の苦労は買ってでもせよ」って事なんだよね。とてつもない天賦の才に恵まれている人間ならば話は別かもしれないけど。

 あまりにも“最初から恵まれ過ぎ”てるなあと思うんですよ。コンサドーレの若手は。(他のクラブの実態は解かりませんが...)/ 以前某ベテラン選手が「(周りがチヤホヤし過ぎて)これじゃ若手がつぶれちゃう」と言っていたそうだけど、正にその通りだと思うなあ。代表クラスの選手なんかにも同じ事を感じるけど、時として「甘えてんじゃねーの?」と憤りを感じる事が多々ある。(←自分の事はさておき)

 少しシステムを変えた方がいいんじゃないかなあ。相撲部屋みたいにしろとは言わないまでも、もっと厳しくさ。選手としてのパフォーマンスがその選手自身のパーソナリティーに大きく関わるケースが多いのならば、そのパーソナリティーを培うところの、練習を含めた「普段の生活」がどれだけ大切な事か。クラブという“大人”が、選手という“子供”をちゃんと教育して育てなきゃ。そこに対する投資もすべきだよなあ。今も当然しているんだろうけど、足りないね、直感的に、絶対に。

 ここ2~3年の間に随分とユース以下のカテゴリーが充実して来出した“今”なんだよな、大事なのは。技術面を教えるスタッフは揃って来ているようなので、“大人”を増やさなきゃ。いくら子供達が「金の卵」と言っても、本当の天才はそうそういるもんじゃあナイんだから。
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# by janometei | 2003-06-24 23:48 | 猥鈍駄馬考