AMATERAS GUMBO
rumba.exblog.jp

STREET CORNER
カテゴリ
友人達のメロディー
<   2004年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧
うそつけ
d0018664_2355271.jpg
 少しばかり頭に来ている。かなりホトボリは冷めてきたものの、まだまだ “そっとしておいてあげる” という、病に倒れた人に対する気遣いが どこにも見られない。
 長嶋茂雄アテネ五輪日本代表監督の事だ。

 僕はこの手のウソが大嫌いだ。弱い立場にある人を足蹴にしながら もっともらしいキレイ事を並べ立て、その裏には自分の利益を最優先に考えている。その姿が見える瞬間の醜さ。勿論ウソをついているのは長嶋さんではない。

 3月25日付けの『北海道新聞』朝刊の中にあった記事。チョットだけ抜粋すると
「代表結束 唯一のきずな」       ―― 記事サブタイトル

「プロの一流の選手をまとめられるのは長嶋さんだけ」
                        ―― 長船 日本代表構成委員長談

「続投支持が伝われば治そうと努力するだろう」  ―― ナベツネ談

「現場のコーチや選手が長嶋氏に求めているのは、用兵の妙ではなく
『金メダルのためなら、死んでもいい』と選手に熱っぽく語った長嶋監
督の情熱と存在感のようだ」              ―― 記事本文


 いやはや。日本中の野球の現場に関わる全ての人達への冒とく、人権侵害、長嶋氏本人に対する侮辱、選手の軽視・・・何でもありじゃないか。
 でもホントは全部ウソなんだろ?

 「続投支持が伝われば治そうと努力するだろう(ナベツネ談)」って、脳梗塞で倒れて「重大な事態」をどうにか切り抜けて、やっとリハビリを始めつつある人に向かって言う言葉か? それは人としてどーよ? 代表チームがどうこうなんてーのとは関係なく、家族みんなで「治そう」と努力してると思うぞ。僕も家族なら絶対にそうする。
 「監督は長嶋さんしかいない」なんて、選手は そんな事言ってないだろう。言ったとしても その言葉の後には「でも、まずは体を治すことだけを考えて欲しい」とか続いているはずだ。だいいち 今回のチームは全員プロ選手で構成されているんだ。プロが「監督がいなきゃ試合が出来ない」なんて言うか?

 本当は “スポンサー絡み” なんだろ? ちょっと考えただけでも想像に難くないぞ。『長嶋ブランド』を利用して 色んなスポンサーを獲得したんだろう。その価値たるや文句ナシの№1だからなあ。そして 大金が動いている以上 引っ込みもつかないのだろうよ。もう一つは “読売巨人軍ブランドの再興” だろ? ナベツネが長嶋さんの命を犠牲にしてでも目論むものは。

 ウソは 誰かにとって都合が良いものだ。長嶋さんに関わるウソも きっと沢山の団体・企業・個人なんかの都合(=カネ)に合わせて作り出されている。オリンピック代表チームに「命を掛ける」という御本人の言葉にはウソはないと思うが、このままでは 本人が望まない相手に命を掛ける事になりかねない。きっと奴等は 例え本当に長嶋さんの身に何かがあっても、 自分達の損得だけを考えるに違いないぞ。そう思うと、ますますハラが立ち 気分が滅入って来てしまう。

 イラクでの戦争をはじめ、ここんとこ腹の立つウソが随分と目に付く。どこかに楽しいウソはないものか。

(※この文章は3/31に書いたもの。そのままアップするとエイプリルフールに洒落ているような感じになるので、あえて少し寝かせておこうと思い、そのまま忘れていたのです)
[PR]
by janometei | 2004-04-18 23:03 | 猥鈍駄馬考