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友人達のメロディー
自分の目クラ具合に猛省
あれ?手首もしくは腕を痛めているのかな?そんな印象を持ちながら試合を観ていました。それほど今までとは違う試合展開の連続でした。もしかしたら本当に痛めていたのかもしれませんが、そうであったとしても、それ以上にいわゆる「ブランクによる試合勘の鈍り」みたいなものがあったのでしょうし、身体機能の低下もあったのでしょう。
あたりまえです。人間ですから。

僕は今まで(実は選手としてそれほど好きではなかった)谷亮子の強さは、動物的な本能とそれに連動できる運動能力によるものが全てだと思っていました。アガホワとかオコチャなんかをイメージするような、あの人間離れした能力。だから歳をとれば、ましてや出産があってブランクがあれば・・・と思っていました。

ところがまあ、試合を観ていると、これが笑っちゃって笑っちゃって。ホント 一人TVの前で大爆笑ですよ。別に谷選手を笑っていた訳ではなく、僕自身を笑っていたんです。「ああ、俺はなんにも知らなかったんだなあ」と。「こういうこともできるファイターなんだなあ」と。

いや、あんなにマリーシアを持っているとは、夢にも思いませんでした。
ハッキリ言って「出来の悪い、全盛期には遠く及ばない」内容でしたが、悪いなりに自分の試合に持って来ちゃうんですよね。時には“小ざかしい”手を使ってでも。
相手に組み負けたときは掛け逃げをして組み手をリセットする。時間を潰す為に寝技で攻める振りをする。技が出せないときは、ただ相手の道着を引っ張りまわして自分がコントロールしているように見せかける。相手が膝をついた時なんか尚更。
あげくの果てには、試合の最中にコツコツと反則にならないような嫌がらせをしてましたよ。アントラーズの選手みたいに。「待て」がかかった時に、四つんばいになっている相手をわざと頭の方を跨いで行ったり(もしかして軽く蹴ったかも?)、手で相手を小突いたり。「言っとくけど、あたし、女王やけんね。わかっとるやろな?」なんて感じで。
そして試合全体を俯瞰しているかのように流れを読んで、決め所でしっかり決める。
すげえッス。

今までは、そんなことをする必要も無いくらい強かったからなのか、それとも経験を重ねるうちに最近になって身に付いてきたことなのか、それともそれとも単に僕がずっと気付かなかっただけなのか、何にせよ僕には見覚えの無い 谷選手の試合の運び方でした。
これが凄いのは、コンサがガンバに挑む時に同様のことをしているモンではなく、調子の悪いガンバがコンサに対してやっているのと同義であるということ。そりゃ敵わんですよ。


今大会では、試合中に、どんな場面でもまったく表情を変えなかったのも印象的でしたね。
「あ、こいつ、今なら人を殺せるかも」と初めて谷選手に対して思いましたよ。



谷亮子さん。とにかく、今までちゃんと試合を観ていなくてスミマセンでした。そして、ちゃんと観てもいないのに勝手に誤解していたようでスミマセンでした。これからはちゃんと観ます。
改めて凄い選手だということがわかりました。ホント、スンマセンっした。

それはそれとして、谷さんもいつか引退するときが来るでしょう。
その時は、ちゃんと菓子折り持って浦沢直樹氏に挨拶行くよーに。
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by janometei | 2007-09-18 23:47 | 蛇乃目亭notes