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大きな 大きな 価値ある勝利
2007年 04月 25日
◎日曜日のホームゲーム。しかも天候の影響を受けないドーム。
◎大スポンサーであるJR北海道のサンクスマッチ。 ◎観客数は今季最高で、18,000人を超える。(招待客も入れると20,000人以上かな) ◎地上波(HBC)でも放送。しかも解説が野々村。 ◎相手は3連敗中の絶不調。 ◎こっちは8試合負けなし ◎勝てば首位。しかも相手に相当なダメージを与えられる。 ◎相手はレギュラークラスの二人が出場停止。 と、戦前でも パッと考えただけで これだけの不利な条件が揃っていました。 この5年間を考えると、完全な負けパターンです。 これは とてつもなく大きな問題です。 こう思ってしまうこと自体が。 どれもこれも、普通は「とっても有利な条件」なのに、それがすべて「悪い記憶」となって 僕たちの五感に刷り込まれているのです。 そして あらゆる場面で積み重ねられた「悪い記憶」は、試合に臨む際には「悪い予感」となってモワモワと頭の中に浮かび上がり、 しかも ついにはそれが現実化されてしまう。 なんてことの繰り返しでは、そりゃあ観客数も落ちますよね。 ところが今期になって、ひとつひとつ「悪い記憶」が消去され始めました。 ◎ホーム開幕戦では勝てない。 ◎四国では勝てない。 ◎笠松では勝てない。 ◎先制しても 一点返されるとグダグダになって、逆転されてしまう。 ◎「この三連戦で何とか1勝2分け」なんて星勘定をすると、大体「2敗1分け」くらいになる。 これが そうじゃなくなって来ました。ホーム開幕で勝ち、四国で勝ち、笠松で勝ち、負けパターンの試合でも引き分けたり勝っちゃったり、「何とか頑張ってドローで」という試合では本当に頑張ってドローに持ち込んだり。 「悪い記憶」は 一方で「悪いジンクス」として脳裏に焼き付き、僕たちをコンサから遠ざけようとします。僕らのように諦めの悪い 執念深い 逆境に強い人種(言い方を変えると、ある意味 チョット残念な組合員みたいな人)ならばともかく、修行のなっていない一般人ならば、簡単にどっかに行ってしまいます。 その「悪い記憶」を消すという作業。とてつもなく地道で、計り知れないほど困難な作業です。が、これをやらなければクラブの浮上はあり得ません。 4/22のヴェルディ戦は、それを一挙にやってしまうことができるチャンスでした。 冒頭に書きましたが、僕たちの「悪い記憶」がテンコ盛りで、完全な “負けパターン” なんですから。 で、実際に試合が始まって その内容を見ても、 ◎先制して追加点を奪うも、その後 相手の思惑通りに点を獲られ、ついには同点。 ◎抑えるべき選手を抑え切れない。(フッキは抑えたけど、船越・ゼ ルイス・金澤には負けっ放し) ◎曽田が貧乏クジを引く。 ◎インチキPKとは言え、フッキに得点される。 と、これもやはり相当に「悪い記憶」が蘇る出来事が満載。「悪い予感」の大発生です。 それでも結果は、勝利! 数々の“不利な条件”を乗り越えての 大きな勝利。 これでサポーターも選手も、「悪い記憶」を忘れ、「悪い予感」を抱きながら闘うこともなくなります。もちろんたった一回のことではありますが、ジンクスをジンクスでなくする為には そのたった一回で充分なのです。 これから選手は、サポーターの大声援を自信を持って自分たちの力に変えられるでしょう。 僕たちも思う存分応援できます。「どうせ応援に行っても負けるからなあ」と言いながらスタジアムに行くのをやめていた人達も、また足を運んでくれるかもしれません。 それは とてもとても大きなことです。 このまま ことが順調に運んで J1昇格(復帰)が成就したならば、この試合はターニング・ポイントとして語られるものになるでしょう。 更にこの試合の価値を高めてくれたのは、言うまでも無く、家本政明です。 (あと、彼を認めているJFAとJリーグも) 「自分に勝ち、相手に勝ち、そしてレフリーに勝つ」 そうすることで、初めて今のJリーグを勝ち抜くことができるのです。 ヴェルディに勝つだけでは、本当の意味で勝った事にはなりません。 ヴェルディに勝ったくらいでは、本当に強くなったとは言えないのです。 「家本に勝った」 これでこそ、コンサドーレが昇格へ向けた闘いのスタートラインに立てたことになるのです。 もしも4/22の主審が家本ではなかったら、僕たちは 大きな課題をクリアできず、問題を抱え 不安な気持ちのまま リーグ戦を闘い続けなければなりませんでした。 しかしお陰さまで それもクリアすることができました。もう恐いものはありません。 安心して、自信を持って前に進むことができます。 だから、ありがとう 家本。 サンキュー 家本。 そして、 グッバイ 家本。
by janometei
| 2007-04-25 00:31
| 蛇乃目亭notes
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