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友人達のメロディー
ちょっと驚いたこと
日曜の夜、録画したビデオを観ていました。
スカパーのTBSチャンネルでやっていた 美空ひばりの番組。
放映日は1989年で、亡くなる半年前の収録だったようです。

司会は堺正章。ゲストに森繁久彌、森光子、尾崎将司。

美空ひばりの声が さすがに艶も無く カスれ気味だったとか、それでも あの存在感とパフォーマンスは唯一無二のものである とか、そういう事も書きたいのですが、今日は違ったことを。



ゲストの森光子が番組中に言い放った ひとこと。




「・・・・敗戦後のドタバタで・・・・」





一瞬、耳を疑いましたね。
今でこそ「敗戦」か「終戦」か ということが、普通に 至るところで話されていますが、89年当時は、それほど人々の間では話題になるようなテーマではなかったように思います。って言うか、一種のタブーだったようにさえ認識していましたよ。口にするのは、一部の どちらかと言うと “左側” の人達くらいで。
8月15日は「敗戦記念日」ではなく「終戦記念日」ですし、「占領軍」は「進駐軍」ですし。


それを、当時の民放のTV番組で、しかも昭和を代表する天下無敵の美空ひばりの番組で、あっさりと「敗戦」と言っちゃう森光子。モチロン戦争を経験したお方です。恐らくご本人は 何の意識も無く 普通に話しをしていたのでしょう。でも だからこそ、何とも言えず胸に突き刺さります。


こういう歴史認識(本人にしてみると、普通の “生活感覚” かも)を身に付けているという凄さ。僕のような 甘ちゃんのボンヤリ人間が のこのこと目の前に立った瞬間、一太刀にてバッサリと斬り捨てられてしまうような鋭さ。それでいて、ニコニコ笑っている姿。

う~~~ん。これぞ芸能人。
感服いたしました。
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by janometei | 2007-01-16 22:18 | 蛇乃目亭notes