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友人達のメロディー
トラウマ
しつこく話題にしているDATに録り貯めた僕のお宝。
そもそも たかがラジオ番組を「毎週録音してとっておこう」などと考えたのは何故か?スッカリ習慣化してしまった今となっては、その原点すら忘れてしまっていました。

ここんとこ毎日、勉強や家事の合間に ひたすらCD化の作業を繰り返しています。そんなハメになってしまう原点とは、ズバリ、「貧乏」です。

断っておきますが、僕は大学を卒業させてもらうまで、両親から “不自由な思い” をさせられたことは一度もありません。親父も母ちゃんも 自分たちはどんなに我慢をしてでも、僕(や兄貴)には できる限りのことをしてくれました。

ただ、余裕のあるカネが潤沢だったかというと、それは「ノー」でした。
高校生の時に貰っていた小遣いは、月¥3,000。入っていた部活も、多少なりともカネが掛かるため、途中で辞めました。周囲の人や親には「勉強をするから」「バイトもしたいから」という理由で通していましたが、実はカネがなくて、そして「カネくれ」と親にも言えずに辞めたのです。
大学時代も、下宿代は親に払って貰っていましたが、その他は奨学金&バイト料での生活。

もちろん それでも充分に恵まれた生活ではありましたヨ。僕の知っている人でも、本当に苦労をして学校を出た人や、食うのに精一杯で毎日を過ごした人なんかがたくさんいます。ハッキリ言って 僕は生活面では何の苦労もせずに社会人になりました。
それに 人様と比べようってワケでもありません。

ただ、不自由な生活はしていなかったものの、無駄に贅沢もできませんでした。
それをもって「貧乏」と言っているだけです。

で、その貧乏学生。こいつが大のエアチェック好き。時代背景としても エアチェックっていうのは若者の文化的行動のひとつだった頃で、特にFM放送なんて それ自体が宝物みたいなものでした。『FMレコパル』『FMファン』『FMステーション』なんかを聖書の如く握り締めて、メモとペンを目の前に置いてスピーカーに耳を傾けていましたねえ。
そして必須アイテムが、カセットテープ。録ったものを編集して自分だけのコンピレーション・アルバムを作ったりするのです。
でも貧乏学生にとっては、カセットテープなんぞ そうそう気軽にポンポンポンポン買えるモンじゃあございません。買えない時、それでも どうしても録音したい番組がある時。そんな時。過去のテープの中から 比較的「要らないかも」と思われるものを選んで、上書き録音をします。断腸の思いで。
そして少し時間が経つと必ず後悔するのです。「あのテープ 消すんじゃなかった(T_T)」と。

高校の時に毎週聴いていた山下達郎の『サウンド・ストリート』も、録っては消し録っては消しでした。中には とてつもないレア音源があったりして、後からどれだけ悔し涙を流したことか。
ちなみに レコードも同様の運命でした。中古屋に売っては買い 売っては買い、そのあと涙。

そうして いつしか心に強く思うようになりました。
「社会人になって 給料をしっかりもらえるようになったら、欲しいレコードをいっぱい買って、テープもいっぱい買って、録音したものは全部とっておくんだあ!」
と。

そうそう。そんな思いでしたよ。
冷静に考えると、ただ 好きな音楽に振り回されているだけの30年弱 ってことなんですね。
それはそれで、実はとっても幸せなことなのかもしれませんが。



CD化を進めているここ数日、過去の放送を聴いています。
10年以上も前の放送なんですが、これがまた面白いのなんの!
やっぱり僕は間違っていなかった! そーゆー結論にしておきましょう。
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by janometei | 2006-02-23 22:35 | 蛇乃目亭notes