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Stop Your Sobbing
2005年 10月 13日
10月9日室蘭。天皇杯。僕はスタジアムに行けませんでしたので 内容は分かりませんが、大失態を見せたようですね。当日は 現場にいた『こんさくたろう』&『外伝』常連のキャサリンからメールが入りました。結果と併せて現地のサポーターの様子を教えてくれたのです。
実はそのときに送った返信に 僕は「もしヤンツーが『私が悪い』なんてコメントしたら最高なんですが」と打ちました。 ・・・翌日の朝刊に載っていた柳下監督の記者会見コメント。 「ゲームについては見ての通りで何もないが、 僕は喜びましたね。と同時に ホッとしました。 サッカーでは、監督のコメントとして「私の責任」というフレーズはよく使われます。これは、選手の監督に対する信頼感を得るため、そして全体のモチベーションを下げないための “戦略的コメント” という面が大きいと思われます。言ってみりゃ “常套手段” で、特別驚くに値するようなものではありません。 でもですね、去年のチームでならば、柳下監督のこのコメントはあり得なかったでしょう。だって 育成を始めたばかりで、勝ち負けよりも内容を重視したサッカーをやらせていたのですから、コメントするまでもなく 全部「監督の責任」だったのです。勝ちも負けも。つまりは “子ども扱い” していたということですが。 (もしかしたら去年も「私の責任です」発言はあったかもしれませんが、その際は文脈を読み取っていただいて、僕の意図を汲み取って下さい) さて今年です。今年は明らかに選手の扱いが変わりました。“大人扱い”をしています。第2クール終盤頃までは、そう扱われている選手の方が戸惑って どうしていいか迷っている姿に、柳下監督が もどかしそうにしている様子も伺えたくらいです。 試合後の記者会見にも変化が現れました。監督自身の「期待値」とか「期待の方向」とかが変わって来ているからでしょう。それでもまだ「勝ち負け」に対する執念のようなものが少ないような印象がありますけどね。むしろまだ「内容=成長度合い」に重きを置くような。 強化計画が始まって二年目。確かにチームは成長しています。素人目に見たってわかります。でも時々不安にもなります。「どの程度成長してるんだ? それは計画通りの成長具合なのか?」 で、今回の天皇杯。この負けは、絶対にあってはいけないもので、サポーター&スポンサー&税金を払っている北海道民・札幌市民全員が大ブーイングすべき負けです。試合を見ていない僕も頭に来ました。当然 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間に 批判の声が大きなものになるということは、誰が考えても判ることです。 そこで、ハラワタが煮えくり返っているであろう柳下監督が何と言うか? それが僕の最大の関心事でした。ここでもし選手のプレーを分析するような冷静なコメントをすれば、まだ “子供扱い” をしているということになります。成長したと言っても せいぜい高校生くらいということ。 「1年半かけて これしかできないチームをつくった監督の責任」 こうコメントするのは、選手を大人扱いしている証拠でしょう。そして、自分たちが目標としているレベル(かそれ以上)で成長しているということでもあると思います。 プロとして、選手は ごく普通のレベルになり、監督も(自身の成長も含めて)ごく普通のことが言えるレベルになりました。 「私の責任です」と “普通の発言” をしただけで たいそうな話しになりましたが、当たり前のことを当たり前にする ということがどれだけ大切なことか。そしてそれが実は結構難しいものだということは、長年コンサドーレのサポーターをやっていれば お互い身に沁みていることでしょう(泣)。 チーム状態が“普通”レベルになった。そして順調に成長している。それが証明されたのが まずは嬉しいのです。 加えて、あの監督が たぶん他の監督と違うところ。 恐らく、本気で、真剣に、心から、本当に、反省してると思うのです。「俺が悪い」と。 そういう男ですよ、柳下正明さんは。 (もちろん そんな僕も、この敗戦には 怒髪天を衝いていますよ。念のため)
by janometei
| 2005-10-13 15:13
| 駄馬駄馬ソース(コンサネタ)
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